スプレッドを意識してエントリーの判断材料にしよう

スプレッドの幅をエントリー前にイメージとしてつかむ。

下の画像を見るとスプレッドが4pipsだとわかりますよね。

4pipsがどれだけ広いスプレッドなのか、エントリー前にイメージすることが
大切です。

ドル円の５分足チャートを見てみると、現在値は108.648です。

この時点で買いエントリーをしたら、赤いラインで約定します。
108.688です。4pipsの幅が想像以上に広いのがわかります。

逆に売りエントリーをすると、青いラインで約定します。
※見た目は108.648で約定されていますが、実際は青いラインで
約定されていますので、マイナススタートになります。
108.608です。4pipsの幅はとても大きいですね。

期待している価格に届くまで時間がかかりそうです。
それまでは4pips分、含み損スタートになります。

１時間足チャートで見ると、それほど幅が広いようには思えないかもしれません。
でも１分足でスキャルピングをしているトレーダーは、
このスプレッドが命取りになるんですよね（＾＾；）

XMtradingのスタンダード口座は、変動性スプレッドを採用していて、
２pipsが平均値です。
スキャルピングならスプレッドが狭いゼロ口座をオススメします。

スプレッドを意識してムダなエントリーを回避しよう

簡単に言うと、短期足のレンジ相場ではエントリーをしないということです。

例えば

次の１分足チャートのサポートライン上で、
①や②の地点で逆張りで買いエントリーをしようとしても、
実際には点線（真ん中）のあたりでしか約定できません。

レジスタンスラインに届いても、
わずかなpipsしか獲得できないので最初からエントリーはしないのが正解です。

それではどういう場合にエントリーできるのかというと、
トレンドが確認できた時です。

エントリー後の利益幅が見込める地点を選ぶ

簡単ではありません。

1時間足チャートなどの長期足で見ていきます。

※下の画像は1時間足チャートです。

エントリー後の利益幅が見込める地点を選ぶには
前もってラインが引かれている必要があります。
自動でラインが引けるインディケータがお勧めです。

例えば下のチャートでは、
矢印のサポートラインのあたりなら
買いエントリーできます。

スプレッドが広くても、レジスタンスライン（黄色の◯印のあたり）
まで十分に利益幅が見込める地点です。

矢印の地点から下落した場合には損切りすればいいですよね。

損小利大を実現するには、
トレンド確認後にどこでエントリーすれば利益幅が取れるのか、
判断が試されていると言っていいでしょう。

スプレッド幅やラインまでの距離（値幅）を計算に入れることは
とても重要な判断の材料となるのです。

そしてエントリーの時に
やってはいけないことも意識しておくことも必要です。

1時間足チャートでも中途半端な位置では入らない。
ここのチャートでも２つのレジサポラインの中間地点では
レンジになっているのでエントリーしません。

1分足でトレンドになっていても
1時間足でレンジならエントリーしません。

まとめ

スプレッドの幅をエントリー前にイメージして
ムダなエントリーを回避。
エントリー後の利益幅が見込める地点でエントリー。
スプレッド幅に負けない利益を獲得しましょう。

最後までご覧いただきありがとうございます。