こんにちは。よしみちです。
前回は注文方法(指値注文・逆指値注文)についてのお話でした。
今回はFXの指値注文を、どんな場合に使うのか、というお話です。
逆張りという用語が出てきますが、説明がありますので安心してください。
※注文方法の練習はデモトレードでしてくださいね。
目次
指値注文は逆張りを想定して使う
指値買い(Buy Limit)と指値売り(Sell Limit)は逆張りの時に有効です。
「逆張り」と言っても初心者の方はよくわからないと思いますので、
説明させていただきます。
下のチャートは上昇トレンドですが、上昇下降をくり返していくのが普通で、
反発ポイントでポジションを持つ手法です。
上昇トレンド中の反発ポイントを「押し目」とも言います。
反発ポイントでポジションを持つのは、上昇トレンドの場合だけではありません。
下のチャートは下降トレンドです。
下降トレンド中の反発ポイントを「戻り」とも言います。
このように、上昇トレンドでも下降トレンドでも、
反発(反転)ポイントで注文することを逆張りといいます。
指値買い(Buy Limit)と指値売り(Sell Limit)は、
反発することを見込んだ価格を、前もって設定する注文方法なのです。
もちろん「成り行き注文」でも注文することができますが、
その場合はずっとチャートに張りついていなければなりませんよね。
指値注文(Buy LimitとSell Limit)ならチャートから離れていても、
設定した価格に届けば注文が確定(約定)できます。
指値注文の問題点と解決方法
とても便利な指値注文ですが、実際に注文をする時に問題点が2つあります。
①どの価格が反発ポイントなのか
②反発ポイントを抜けてしまった場合はどうするのか
【解決方法】
①反発ポイントを見つけるには、水平線やトレンドライン等を引くこと
(ライントレードと呼ばれます)でヒントが得られます。
インディケーターも参考になります。
※ラインの引き方についてはこちらです。
どこで反発(反転)するのか、抜けてしまうのかは誰にもわかりません。
裁量スキルを磨くことが必要となります。
②反発ポイントを抜けてしまう可能性は常にあるので、
「損切り」の設定をしておくべきです。
「損切り」の設定方法は、前回の記事にあるように「決済逆指値」
に価格を入力することで設定できます。
「損切り」幅(損切り価格)については、
直近の高値(または安値)など、手法によっていろいろです。
指値注文の時に「決済逆指値」をかならず入力するようにしましょう。(練習です)
下のチャートで、緑の点線が BuyLimitで
赤い点線が「決済逆指値(損切りライン)」です。
今回はここまでとなります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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