ローソク足が急に動く場面を想定しよう
こんにちは。よしみちです。
トレードの調子はいかがでしょうか。
数ヶ月以上にわたって
FXのチャートを見てきた方は
MT4の操作方法にも慣れてきたので
ご自身のトレードスタイルが見えてきた頃かも
しれませんね。
さて今回は
以前「FXのレンジブレイク。対応の仕方。」という記事を
書きましたが、その補足になります。
シナリオを立てる上でとても大事な考え方になるので
ぜひ最後まで読んでいただきたいです。
目次
ローソク足が急に動く場面とは
レンジ相場です。
※レンジ相場とはトレンドが終わった相場です。
トレンドの終わりは、実際の値動きの中ではすぐにはわかりません。
いつの間にかレンジに巻き込まれてしまうこともあるので、
ローソク足の動きが停滞(または揉んでいる状態)になったら
レンジの初期と考えていいです。
そのレンジ相場から一気に突き抜けることをレンジブレイク
と呼びます。
実際の相場では、こんなふうにきれいにブレイクする訳ではありません。
ブレイクする直前(黄色い◯の部分)では浅く戻る動きをします。
もちろん一気にブレイクすることもあるので、絶対ということではありません。
そして今回の記事でお話したいのは、ブレイク時のことだけではないのです。
むしろ、これからお話する内容のほうが、重要です。
それは・・・
ローソク足が急に動くのはレンジブレイクの時だけではないということです。
レジサポラインの範囲内に限ったことではありません。
つまり
ローソク足が急に動く場面は他にもあるということです。
他にもある。ローソク足が急に動く場面。
ボラティリティの大小に関係なく動く時は動きます。
ただし出来高が少ない場合にはほとんど動きません。
※出来高はチャート内に表示できます。
画面を右クリック。プロパティを開き、全般タブ。「出来高の表示」を選択。
まず、レンジ内に範囲を限定して説明させていただくと・・・
この画像ではわかりませんが、
チャートを観察すると2つの動きがあることがわかります。
左の画像は凹んで上昇しそうなイメージですが、
結果は全く逆で急激に下降します。
右の画像は凸状態から下降しそうなイメージです。
しかしこれも逆で急激に上昇します。
このローソク足の動きとレンジブレイクの時の動きを比較すると、
パターンが全く逆であることがわかります。
凹んだら急下降、凸状態なら急上昇です。
100%これが当てはまる訳ではありませんし、言いたいことは何かというと
「固定観念を持たないこと」です。
レンジ内に範囲を限定して説明しましたが、
レジサポラインが引かれていない範囲でも、
このような動きをしています。
ローソク足の動きをシナリオ作成の材料にする
「ローソク足」をGoogleなどで検索すると、いろいろな情報が出ていますね。
ローソク足の種類(陽線・陰線)や酒田五法によるローソク足のパターンなど、
研究したり覚えようとしたりする人も多いかもしれません。
FXを始めて1年くらいしたころ、三山・三尊・逆三尊やらトンカチ等、
形や用語がたくさんあることを知りました。
でもそういう知識を詰め込んだだけではFXでは勝てません。
覚えることは最小限でいいのです。
ローソク足で言えば、陽線・陰線に関係なく
上ヒゲが長ければ下降傾向、下ヒゲが長ければ上昇傾向。
これだけです。
大事なことは最悪の想定もシナリオに含めるということ。
上昇の可能性が高いというシナリオの中に、下降の想定も含め、
下降の可能性が高いというシナリオの中に、上昇の想定も含める。
前もってリスクを想定しておけば、メンタルも揺れることがないので
冷静に対処できます。
まとめ
ローソク足が急に動く場面はレンジ相場です。
レンジブレイクの時とそれ以外の時では、
ローソク足の動きのパターンが違います。
固定観念を持たずに最悪の想定もシナリオに含めましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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